Sector-6:RACE

-COURSE:Fuji Speedway
-LENGTH:4.563km
-LAPS:5
-WEATHER:Sunny
-CONDITION:DRY
1P
-CAR:Kopen RMZ
-CHASSIS:VS CHASSIS
-TUNER:Saotome,TAMAO
2P
-CAR:Kopen XMZ
-CHASSIS:Super-2 CHASSIS
-TUNER:Saotome, TAKUMI
3P
-Car:Aero Thunder shot
-CHASSIS:AR CHASSIS
-Tuner:Suzukawa,AYUMI

LADYS, START YOUR MOTOR.

FORMATION LAP ENDED…

Signals all red…

Black out!

GO!

LAP 1/5
涼川選手が選んだコースは富士スピードウェイ。名の通り富士の裾野に位置し、数々の国内レースの舞台となってきた。
1キロに及ぶ直線と大味なコーナーが特徴であったが、グランプリ招致に伴って近代化工事が行われたため、中低速コーナーが増え一般的な国際レースコースとなった。

スタートは3台が横一線、中央に涼川選手のエアロサンダーショット、それを挟むようにコペン2台が停まる。

スタートで飛び出したのはアウト側、たまお選手のRMZ。進路をインに寄せ、涼川選手を牽制する。無難なスタートを切ったたくみ選手のXMZはエアロサンダーショットの背後につけた。3台がひとつなぎになって最初のヘアピン。そこからの加速で、軽量コンパクトなVSシャーシにものを言わせてRMZがリードを奪う。XMZが背後からプレッシャーをかけるため、涼川選手はブロックラインをとらざるを得ない。コーナーごとに、RMZとの差が開いてゆく。

LAP2~3/5
P1 TAMAO
P2 AYUMI (+8.253)
P3 TAKUMI(+0.436)
RMZは軽快に飛ばすが、バッテリー残量とタイヤの劣化が心配される。一方でXMZはエアロサンダーショットを背後から攻め立てるが抜くには至らない。しかし涼川選手は徐々にペースアップを指示し、じりじりとRMZとのタイム差を縮めていく。

4/5
P1 TAMAO
P2 AYUMI (+5.962)
P3 TAKUMI(+0.587)

残り1周半となったところで、たまお選手のRMZが左コーナーでスライド、カウンターで立て直すがタイヤが限界であることが露呈する。ノーマルのローハイトタイヤは出足に優れるが、コース上の汚れを拾ってしまうことで急激にグリップを失う弱点があった。かろうじてRMZがリードを保ったままホームストレートへ戻ってきたが、すでに2台がペースアップして近づいてきていた。